式根島観光教会事務局長
田村 修一

その道の知られざる匠を探す旅
ballersmindの新たなプロジェクト
『project of "TAKUMI"』

第5話は、多くの自然に恵まれ、オールシーズン観光客で賑わう
「東京の冒険島」で舵をとる、
式根島観光教会事務局長 田村 修一さんにスポットをあてる。

これまでの経歴を教えてください。

東京都板橋区で生まれ、中野で育ちました。
学生時代は野球部やサッカー部に所属してましたが、バスケは放課後によくやってました。好きな漫画はスラムダンクです。
前職は、アパレルの(株)トゥモローランドに約12年間勤務してました。「洋服屋さんで働くこと」という小さな頃からの夢が叶いました。
結婚して子供が産まれて間も無く、岳父の他界をきっかけに妻が家督を継ぐことを前提に家族で式根島に移住。妻は女将として宿を経営し、私は観光協会でお仕事をすることになりました。

今のお仕事内容について教えて下さい。

式根島観光協会(観光業)事務局長をしております。

式根島の魅力をお聞かせください。

東京の離島で、本当に小さな島です。
式根島の産業の約8割以上が観光業で成り立っており、観光協会が非常に大きな役割を果たしております。

日本を代表する泊海水浴場(日本の海水浴場88選の一つ)や、神引展望台(新東京百選にも選ばれた場所)などが有名で、ナギの葉・イヌマキの木といった、東京都の天然記念物もあります。

また、古くから温泉地として多くの方が体を癒しに来ている島で、特に地鉈温泉・足付温泉が海中温泉(潮の満ち引きによって入れる温泉)が有名です。
地鉈温泉は、内科の湯と呼ばれ、内臓系に良く効くといわれ、足付温泉は、外科の湯と呼ばれ、肌トラブルを持った方に良く効くと言われております。

夏期シーズンは家族連れが非常に多く来島され、秋から冬にかけては湯治客、春先はハイキング客や釣り客で賑わいます。
のんびり過ごしたいそんな方に、ぜひお勧めの島です。

[式根島ってどんな島?]
https://shikinejima.tokyo/learn/about/

[式根島観光協会 公式WEB]
https://shikinejima.tokyo/

最後に、あなたの "maxim." を教えて下さい。

私の格言は『有言実行』です。

口から発したことには責任が生じます。
言ったことは守る。
たとえそれが出来なかったとしても、
全力で「行動すること」を大切にしてます。

敢えて言葉にすることで、自らの行動に責任を負わせる。
夢を叶えられる人は、叶えたい夢を口に出し続けられる人ではないだろうか。

コロナ禍における島の産業はままならない。
その中で、田村 修一 さんが次に有言実行することは何か?
式根島の未来が懸かった彼の眼差しには、雲ひとつない青空が映っていた。